
社員インタビュー: プロダクト本部 #02
「データの民主化に共鳴して」ーCTOが語る、国産SaaSの挑戦と組織づくりープロダクトの根幹を担う技術部門をリードをするCTO・田原さんにお話を伺いました!今回のインタビューでは、参画への想いから、プロダクト開発に込める哲学、そして共に未来をつくる仲間に求める姿勢まで、じっくりと語っていただきました!

本日はどうぞよろしくお願いします!まず、Quollioに参画する前はどんなキャリアを歩まれてきましたか?
長年、外資系IT企業の研究開発所でソフトウェア製品の開発に携わってきました。主に製品開発の責任者として、多くのプロジェクトをリードしてきました。
Quollioに参画することを決めた理由や、魅力を感じた点は何ですか?
まずは、Quollioが掲げる「データの民主化」というビジョンに強く共感したこと。そして、国産のソフトウェア企業として、日本の未来にとってより良い、そして大きな影響を与えられる可能性を感じたことが大きな理由です。
参画前に最も重視していた課題や、チャンスだと感じたことは何ですか?
日本の企業やユーザーのニーズに寄り添った製品や技術を提供することで、業界をリードする会社をつくる──そんな機会があると考えていました。
Quollioでのリーダーシップのスタイルや方針について教えてください!
私の役割は、技術部門としての方向性を明確に示すこと。そのうえで、メンバーそれぞれが自主的に共通の目標に向かって取り組める、そんな環境づくりを意識しています。
プロダクト開発にあたり、どのようなことを重視していますか?
技術だけに偏るのではなく、ビジネスと技術のバランスを取ることが非常に重要だと考えています。また、「やらないこと」を明確に判断する力も大切だと考えています。
その中で、ビジネスサイドとの連携はどのようにしていますか?
定期的なミーティングや情報共有に加えて、直接話し合う機会をできるだけ持つことを大切にしています。顔を合わせて話すことで、互いの背景や意図がよりクリアになります。顔を合わせて話すことで、互いの背景や意図がよりクリアになります。

Quollioの今後数年間の成長戦略、そして組織のスケーリングについてはどう描いていますか?
多くのお客様に信頼され、業界にとって"なくてはならない存在"になれるよう取り組んでいきたいです。また、多様性は先進的な機能や使い方を製品に実現するための重要な要素と考えています。最たる多様性であるインターナショナルなカルチャーの良さを保ちながら、日本のお客様、商風を理解した組織として成長したいと考えています。さらに、海外にもラボ※ を設立し、ビジネスの広がりに柔軟に対応できる体制を整えています。
(※ Quollio 社内では研究開発拠点を通称「Lab(ラボ)」と呼んでいます。海外にも拠点を設けることで、開発スピードを高める組織体制づくりに取り組んでいます。海外ラボはまだ立ち上げたばかりですが、拡充していく予定です。)
Quollioの組織文化について、また、組織文化を強化するために意識していることはありますか?
組織の壁を越えて、自由にコミュニケーションができる風土があると思います。上下や部門を意識せず、率直に話し合えるのは大きな強みですね。それをさらに強化するために、もっと気軽に相談や雑談ができるような“聞きやすい雰囲気”をつくることに取り組んでいます。
そういった取り組みの中で、チームで働く上で大切にしていることはありますか?
ビジネスと技術の両面から優先順位を明確にすること、そしてその上で目指す方向をブレずに示すことを常に意識しています。
プロダクト開発におけるリーダーとして、最も大切にしていることは何ですか?
市場やお客様のニーズに重きを置きつつ、技術トレンドに踊らされすぎないように注意しています。技術と現実の両方に目を向けた、堅実な製品づくりを心がけています。
求めている人物像・スキルについて教えてください!
新しい技術やアイデアを積極的に取り入れる姿勢と、他人への思いやりを持てること。この2つを大切にできる方と、ぜひ一緒に働きたいと考えています。
では最後に、Quollioで働くことに興味を持っている方へのメッセージをお願いします。
Quollioはまだ小さな会社ですが、一人ひとりの力で会社も、業界も変えていける環境があります。ぜひ、私たちと一緒に切磋琢磨しながら、希望ある未来をつくっていきましょう!
<Profile> Yoshinori Tahara: IBMの開発研究所にて35年以上にわたりソフトウェア製品の開発をグローバルでリード。データカタログやETLなどのデータ系の製品群に加え、日本語音声認識や言語処理などのAI系製品の開発を統括。2024年9月、Quollio TechnologiesにVP Productとして入社、同年11月に執行役員CTO & VP of Productに就任。プロダクト企画から開発までを一貫して統括。
📝 編集後記(By TA team)
今回のインタビューを通じて、QuollioのCTOが持つ“技術への情熱”と“人や社会への思いやり”が強く伝わってきました!「やらないことを明確にする」「技術トレンドに踊らされない」という言葉が特に印象的でした。本質を冷静に見極め、意思決定を重ねる姿勢に、プロダクト開発においての安心や信頼を感じました。まだまだ小さなチームではありますが、その分個々の影響力はとても大きいです!この記事を読んで、「ここで挑戦してみたい!」と思っていただけたら、とても嬉しいです。
ぜひ、Quollioのチームに加わって、一緒に未来を形にしていきませんか?
募集中のポジションはこちら💁
Linkedin(Marina Tanabiki :Talent Acquisition)
“現実的に機能”する
データインテリジェンスへの
唯一の選択肢
データインテリジェンスに関して、今後の進め方のご相談やデモをご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
