Press Release

「Quollio Data Catalog(クオリオデータカタログ)」α版を提供開始

株式会社Quollio Technologies(本社:東京都世田谷区、代表取締役:松元亮太、以下「クオリオ」)は 2月1日、「Quollio Data Catalog(クオリオデータカタログ)」の α版をリリースしました。α版では、データウェアハウスからのデータ概要の自動取得と辞書の生成、ブラウザ上でのメタデータの一元管理が可能となります。

主な特徴と解決できる課題

クオリオデータカタログは、膨大なデータ資産を保有する組織のメタデータ管理を最適化するSaaSサービスです。重要なデータを自動で検知し、データ活用をセキュアに保ちます。主な特徴は以下の3点です。

  1. データ概要の自動取得と辞書の生成
  2. 隠れた重要データの自動検出とタグ付け
  3. Single source of reference (= 一元的な参照先) の実現

これらで、以下のような課題を解決します。

  1. データ定義に関するドキュメント作りに手間がかかっている。
    - ExcelやConfluenceでデータの定義を管理しており、定期的に変化するデータの、手動での定義書更新が滞っていたり、格納先が把握出来てない定義書がある。
  2. 隠れた重要データの存在が把握しきれていない。
    - 個人情報をはじめとしたセンシティブデータなど、会社にとって重要なデータが散在していて所在を把握しきれていない。そのため管理が及ばず、誤用につながる可能性を抱えている。
  3. データ作成者と利用者間で情報共有がしきれていない。
    - データ作成者と利用者間で情報共有が十分に行えておらず、作成者の意図を利用者が正確に理解出来ていない。また、頻繁な部署移動や入退職によって、ドメイン知識が失われて行くことに懸念がある。

クオリオデータカタログα版について

  1. α版では上記の特徴のうち、以下2つを実装しています。

    データ概要の自動取得と辞書の生成、手動でのタグ付け
    基本的なメタデータや統計情報などを自動で抽出します。データ定義書の更新運用が容易になり、データエンジニアの大幅な工数削減が期待できます。また、個人情報などの重要データに関して手動でタグ付けを行うことができます。
  2. Single source of reference (= 一元的な参照先) の実現
    上記などのメタデータをカタログ上で、社内の誰もが参照可能な状態を実現します。データアナリストからデータエンジニアまで、さまざまなロールがコラボレーションを行う起点となり、データ利活用を促進することができます。

α版が対応するデータソースはAmazon Redshiftのみですが、SnowflakeやGoogle BigQueryなど、その他データサービスとのインテグレーションも順次、公開を予定しております。

▼ α版の利用をご希望の方は、以下のフォームよりお問い合わせください。
https://quollio.com/contact

今後について

「隠れた重要データの自動検出」機能と、対応可能なコネクタの開発を進めて行きます。また、 α版を導入いただいた企業様のフィードバックを元に、製品の更なるブラッシュアップを重ねて参ります。

PR Times:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000090718.html