Quollio Data Catalog の新着情報|2023年1月
Quollio Data Catalog に関する1月の最新情報をお届けします。 すべてのQuollioユーザー様に、より良いメタデータ管理を体験していただけるよう充実した新機能をリリースいたしました。
新機能について
主な機能追加
■ ルール設定ロジックの刷新と、プロパゲーション
ルール設定ロジックを全面的に改良し、アセット階層を考慮できるようになりました。これにより、アセット単体でのタグ付けだけでなく、他のアセットとの関係性に基づいて自動タグ付けができるようになりました。ビジネスメタデータ管理の負担を大幅に軽減します。
■ データレコメンド(推薦)ページ
データ探索を素早く、パーソナライズされた形で、簡単に行えるように設計された、レコメンドページをリリースしました。Quollioのレコメンドは、組織のデータ資産の状況や、ユーザーの行動履歴から学習し、各々企業のためにパーソナライズされていきます。高度なアルゴリズムとメタデータの分析により、データ発見・探索のプロセスを支えます。
■ アクセス情報&コメントCSVエクスポート
アクセス情報およびコミュニケーションフロー(コメント)をCSV形式で出力できるようになりました。これにより、Spreadsheetなどで組織でのコラボレーションや利用頻度の状況を可視化し、発展的な分析に繋げることが可能です。
マイナーな機能追加
■ タグルール設定でのカスタムプロパティ参照
ルール設定ページでカスタムプロパティをトリガーとして使用できるようになり、よりダイナミックなルールタグの作成に対応できるようになりました。
■ ユーザー情報の参照
ユーザー名にカーソルを合わせると、そのユーザーのメールアドレスが表示されるようになり、よりスムーズなコミュニケーションが可能になりました。
開発背景
今回のアップデートでは主に、ビジネスメタデータ管理の自動化と、ユーザーからのデータ探索性の向上に重きが置かれました。特に、ルール設定の強化によってデータ関連性によるメタデータプロパゲーション(伝搬)が強化されています。メタデータプロパゲーションについては、今後も強化を予定しています。
データレコメンドページでは、独自のアルゴリズムが組織のデータ資産と利用状況を常時分析し、お客様にパーソナライズされたレコメンドを提供します。また、リアルタイムでの分析により、お客様がこのプラットフォームを使い続けている中で、自動でレコメンデーションを調整し改良することができます。これにより、データ探索のプロセスが大幅に強化されます。
既存機能のアップデートについては、該当部分自体は細かなブラッシュアップですが、一般ユーザーとの連携や定着率を高めるために非常に重要なものです。 同時に、この記事には書かれていない修正も多数行っています。 クオリオは今後も新機能の開発と並行して、ユーザー体験を細やかに向上させるためのアップデートを続けていきます。
Quollio Data Catalogについて
Quollio Data Catalogは、企業のメタデータ管理を持続的にワークさせるために考案・開発された日本発のデータカタログです。メタデータ管理における運用の自動化とUXにフォーカスを置き、日本企業にとって現実的な管理の仕組みを提供します。多種多様なシステム・データ関係者からメタデータを収集し、メタデータの再利用を実現します。